ナレッジ・マネジメントの効果を高めるには
2015年7月29日 / 組織開発・人材開発
経済産業省が7月に中小企業の成長戦略として「3つの見える化」を打ち出しました。
①成功の秘訣の見える化、②ビジネスチャンスの見える化、③支援体制の見える化、という3つです。
そのなかで、①成功の秘訣の見える化として、「ミエルヒント」というサイトを開設したとのことです。
このサイトでは、企業が事業展開を考えるときの課題ごとに、実際の企業の解決事例を見ることができます。
解決事例は、A4サイズ1枚くらいにまとめられ、要点が整理されています。
また、課題ごとに検索しやすくなっています。
課題に応じた解決例を見ることができる、ナレッジの共有サイトともいえます。
以前、“用語を定義する”で記載しましたが、
ナレッジ・マネジメントをするためには、「ナレッジを共有し、活用できるようにする工程」が必要になります。
「ミエルヒント」は、そのことを実際に行っているサイトだと思いました。
言い換えますと、ナレッジ・マネジメントの効果を高めるには、「ナレッジをただ集めるだけではなく、ある基準で整理し、見る人が活用しやすいようにする」ことが重要ということです。
とはいえ、重要なのはそれだけではなく、
● 鮮度が良い(更新されている)
● 継続している(見やすいようにまとめ続けている)
ことも大切なのは言うまでもありません。
「ミエルヒント」の今後に注目です。
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